車は運転手と一心同体と言われるように、運転者自身によって車の寿命や乗り心地が変わってきます。
特にマニュアル車(MT車)は運転手のクセが良く出やすくなっています。
マニュアル車(MT車)の運転に慣れてくると、クラッチやシフト操作も無意識でできるようになりますが、その無意識な行動が実は車の寿命を縮めているという事は決して少なくありません。
そこで今回は大切な車を長く乗り続けられるためにやってはいけないこと、NG行為、意識した方がいいコツをご紹介していきます。
教習所では絶対に教えてくれませんが、少し意識するとクラッチやギヤにかかる負担を減らし、車の寿命を長持ちさせることができるだけでなく、乗り心地の改善も出来るようになります。
当サイトは元ディーラー営業マンならではの厳選された最適な情報しか記載していません。
また、マニュアル車に乗っているからこそ分かる情報もお伝えしますのでお見逃しなく!
マニュアル車(MT車)でやってはいけないこと・NG行為
半クラ(半クラッチ)を使いすぎる
教習所では交差点を曲がる時や狭い道を走る時に半クラッチで走る様に教えられた人も多いのではないでしょうか?
しかし半クラはクラッチプレートが滑りながらある程度のパワーをギアに伝えている状態です。
摩擦によって熱が生じ、ジャダー(半クラッチ時に発生する振動や異音)の原因にもなります。
更には、半クラの時間が長ければ長い程クラッチ板は減ってしまいます。
クラッチ板は消耗品なので必要以上には半クラで走らない様にしましょう。
半クラが上手な人だと10万km持つクラッチ板が半クラを多用すると5万km程で交換が必要になる人もいます。スムーズなクラッチ操作を心掛けましょう。
強引なシフト操作をする
クラッチを最後まで切らなかったり、シフトが入りにくい時にも無理矢理シフトチェンジをしようとする人はいませんか?
スムーズにクラッチが切れない場合やギアが入らない時はギアが上手く嚙み合っていない合図です。
ギアが上手く噛み合っていないのに強引にシフト操作をすると、車の故障の原因になります。
シフト操作は無理矢理せずに、優しくすることを心掛けましょう。
クラッチをゆっくりと操作しすぎる
クラッチをゆっくり動かしすぎると、クラッチ周りのパーツに運転者の癖がついてギアが入りにくくなります。
またジャダー(半クラッチ時に発生する振動や異音)の原因になることもあります。
その為、クラッチペダルの操作は適度に素早くスムーズにすることが大切です。
「強引なシフト操作をする」でも上げたように早く操作しすぎて強引にシフト操作をしてしまってはいけませんのでクラッチ操作はショックが出ない程度に、適度にするようにしましょう。
適度なスピードでのクラッチ操作を心掛けましょう。
走行中にクラッチペダルに足を乗せたままにする
走行中にクラッチペダルに足を乗せたままにしている人はいませんか?
走行中にクラッチペダルを踏まない時も足を乗せるのは車に良くありません。
足を乗せているだけでクラッチペダルは半クラッチ状態になっていることもあります。
その場合はクラッチ板の寿命が減るだけでなく、クラッチプレートに摩擦が生まれる為クラッチが熱を持ってしまいます。
クラッチが熱を持ち、焼けてしまうとクラッチ板が滑ってしまうのでクラッチ板の交換が必要になります。
クラッチ板に足を乗せっぱなしにすると、左足が気付かぬうちに疲れてしまうことにも繋がりますので、左足はクラッチの手前かフットレストに置くようにしましょう。
クラッチ操作をしない時は足は下に下ろすことを心掛けましょう。
信号待ちや停車時にクラッチを踏んだままにする
信号待ちや停車時にクラッチを踏んだままの状態にしている人はいませんか?
短時間であれば問題ありませんが、長時間クラッチを踏んだままにしていると、クラッチ板が焼き付いてしまったり、異音や摩耗の促進に繋がります。
長時間の信号待ちや停車時はギアをニュートラルにいれましょう。
信号待ちや停車時はギアをニュートラルにいれて、クラッチから足を離すことを心掛けましょう。
クラッチを最後まで踏み込まない
クラッチを最後まで踏み込まずにシフトチェンジをしている方はいませんか?
マニュアル車を運転した事がある人は、シフトチェンジの際にギアがしっかり入っていない状態でクラッチを繋いでしまって、ガリガリ音が鳴った事を経験している人は多いのではないでしょうか。
音からも分かると思いますがパーツが削れている音です。
もし音が鳴ったらすぐにクラッチを踏み直してギアをしっかり入れてからクラッチを繋ぎましょう。
車の種類によってはギアが入りづらい場合もありますのでゆっくり落ち着いてギアを入れる様にしましょう。
クラッチを最後まで踏み込んでギアを入れるように心掛けましょう。
シフト操作時に強いショックを起こす
シフト操作の時にショックが生じている人はいませんか?
シフト操作の時にショックが生じているということは、衝撃が車のエンジンやギアにかかっている状態です。
クラッチ板が摩耗したり、ミッションのパーツが壊れて交換になってしまうなど、高額な修理となってしまうことも多々あります。
スムーズなシフトチェンジを意識して、ショックが起きている時はシフト操作を見直しましょう。
ショックの起きないシフト操作を心掛けましょう。
ガタガタ道でシフトチェンジをする
ガタガタしている道で頻繁にシフトチェンジをしている人はいませんか?
ガタガタ道ではタイヤの回転が安定しない場合や、クラッチ操作が上手く出来ない場合も多くあります。
結果、クラッチ操作を無理矢理行うことにも繋がるので、クラッチを傷める原因になります。
ガタガタ道ではクラッチ操作を控えることを心掛けましょう。
エンジンの回転数を上げすぎる
エンジンの回転数を必要以上に上げている人はいませんか?
これ以上の回転数は危ないと教えてくれているのが、レッドゾーンと呼ばれる回転数です。
通常に走行している場合はレッドゾーンまで回転数が上がることは無いと思いますが、一番気を付けなければいけないのがシフトの操作ミスです。
例えば、5速→6速にシフトアップをしたい時に操作ミスで4速に入れてしまった場合に回転数が上がりすぎて、レッドゾーンまで入ってしまう可能性があります。
エンジンを吹かすために回転数をレッドゾーンに上げるのはもってのほかです。
レッドゾーンではエンジンやギアのパーツがその負荷に耐えられず、壊れてしまうかもしれませんのでシフト操作ミスにはくれぐれも気をつけましょう。
シフト操作ミスをしないように心掛けましょう。
2速発進をする
2速発進の方が楽だからと、2速発進を繰り返している人はいませんか?
エンジンの力が強い車や人によっては2速発進の方が楽に感じる人はいると思います。
しかし2速発進はクラッチ板やエンジンに負担をかけてしまう行為です。
なるべく、1速での発進を心掛けるのが車に優しい乗り方です。
ただし、軽トラ、ダンプのように荷物を乗せた状態での1速発進が想定されてる車の場合は、荷物を乗せていない空荷の状態の時は2速発進で問題ありません。
また急な下り坂では乗用車でも2速発進は問題ない場合もあります。
急な下り坂以外は1速発進を心掛けましょう。
シフトノブに手を乗せたままにする
左手の置き場に困り、シフトノブに手を置いたままにしている方はいませんか?
確かにシフトノブは手の置きやすい位置にありますし、マニュアル車の運転ではシフト操作を繰り返すので、シフトノブに手を置いたままにしてしまいがちです。
しかしシフトノブに手を乗せたままにしているとギアの振動の逃げ場が無くなり、ミッションのパーツに負担がかかってしまいます。
シフトノブに手の重さをかけていると、シフトノブの内部やミッションが破損してしまう可能性がありますのでシフトノブを握りっぱなしには出来る限りしないようにしましょう。
シフトノブに手の重さをかけ過ぎないように心掛けましょう。
マニュアル車に優しい運転のコツ
マニュアル車に長く乗り続けるためには、MT車にとって優しい運転を心掛ける必要があります。
優しい運転をするためには、
- アクセル・ブレーキ・クラッチ・ステアリングは無理矢理操作しない
- 安全運転を心掛ける
上記の二点を意識して、車にとっても自分にとっても安全な運転をしましょう。
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まとめ
マニュアル車(MT車)で絶対にやってはいけないこと・気を付けることはわかりましたか?
ライフスタイルにぴったりの車を探して、最高のカーライフを目指しましょう!