車を運転、所持するには必ず事故のリスクがあります。
いくら自分が気を付けていても運転していれば車をぶつけられるリスクもありますし、所持しているだけで当て逃げ、いたずら、窃盗をされる危険性もあります。
車を所有している人は任意の自動車保険に加入していることがほとんどだと思いますが、今加入している自動車保険は他の自動車保険と比べて安いのか高いのか、適切な内容なのかを理解している方はあまりいないのではないでしょうか?
私自身自動車保険については業務上で扱う前はほとんど意識していない存在でしたが、業務で扱ってからは疎かにしてはいけないものだと実感しました。
今回は、おすすめの自動車保険とベストな切り替えタイミングについてご紹介していきます。
当サイトは元ディーラー営業マンならではの厳選された本当の情報しか記載していません。
安心、安全の情報ですので最後までお見逃しなく!
※管理人は損害保険募集人資格所持 保険業務も取り扱い可能です。
自動車保険の見直し
自動車保険を更新のタイミングで年に一回は見直している。という方はごく稀であると思います。
営業マン時代のお客様で自動車保険を良く見直しをしている方は全体の5%程だったと思います。
その他の方は事故や故障時、内容の見直しをした際に加入している自動車保険の対応に不満や不信感を抱いた時ではないでしょうか?
大手三社の東京海上日動火災保険や損害保険ジャパン、三井住友海上保険などはやはり対応がしっかりとしています。
逆に通販型は対応が遅い部分がありますが、価格はかなり安いです。同じ保険内容で比べても大手三社と比べて半額程になることもあるから驚愕ですよね。
そこでまず大手三社のように代理店を経由している自動車保険(対面型)と通販型自動車保険(ダイレクト系)のメリットとデメリットを紹介します。
代理店経由自動車保険(対面型)のメリット
メリット1 担当者がいる
自動車保険の内容などで困った際には顔見知りの担当者が対応してくれます。
ディーラーで車の購入とともに自動車保険を契約した場合はディーラーの担当者が保険も対応。友達の保険代理店で自動車保険を契約した場合は友達が保険の担当。会社の保険部で加入した場合は会社の保険部の人が保険の担当。
このように少なくとも顔見知り程度の人が保険の担当になるので何か困った時に声をかけやすいメリットがあります。
メリット2 対応が早い
代理店を経由している場合、先ほど挙げた東京海上日動火災保険や損害保険ジャパン、三井住友海上保険の保険を扱っている事がほとんどでしょう。
この大手三社は特に自動車保険全体でも対応が早く、対応も適切なので何かあった際でも安心して任せることが出来ます。
メリット3 長期契約が可能
ディーラーや一部のプロ代理店で加入の場合3年長期契約で自動車保険の加入が可能です。
3年間は事故をして保険を使用しても保険料が変わらずに済むので安心出来ます。
代理店経由自動車保険(対面型)のデメリット
デメリット1 保険料が高い
通販型(ダイレクト系)や、共済(マイカー共済)などと比べると保険料が割高です。
保険会社も代理店に手数料を払っている分通販型(ダイレクト系)と比べるとどうしても高額になってしまいます。
自動車保険の等級が高い人などは保険料が2倍程になることもあり、掛け捨ての保険である自動車保険では保険料が高額では勿体ない部分があります。
デメリット2 クレーム、保険の切り替えが気まずい
保険の担当者が顔見知りであるという部分はメリットの反面デメリットでもあ有ります。
保険会社の対応が悪かった際に代理店にクレームを入れにくい面があります。
また他の自動車保険に切り替える際に気まずい面もあります。
通販型自動車保険(ダイレクト系)のメリット
メリット1 保険料が安い
通販型自動車保険(ダイレクト系)は代理店を経由していないので代理店に手数料を払う必要がりません。
その為保険料が代理店を経由している保険よりも割安になります。
メリット2 自分で補償内容を選択できる
自動車保険の知識を少しでもお持ちの方なら保険の補償を自分で選べると思います。
いらない補償内容を削って保険料を電話やネットで選択できるので保険料を節約するのが簡単に出来ます。
通販型自動車保険(ダイレクト系)のデメリット
デメリット1 対応スピードは普通
少し前までは通販型自動車保険(ダイレクト系)は対応が遅い、対応が悪いと言われていましたがそんなことはありません。
しかし大手の保険会社と比べると通販型自動車保険(ダイレクト系)は少し対応が遅い面はあります。
デメリット2 電話やネットでのやり取り
通販型自動車保険(ダイレクト系)は代理店を経由していない為、実店舗がありません。
その為加入する際や保障の変更をする際も電話かネットでやり取りすることになります。
直接対面で保険会社の人と話すことが出来ません。
メリットとデメリット まとめ
少し高くついても保険について相談に乗ってくれる担当者がいた方が良い方は代理店経由自動車保険(対面型)、保険料を節約した方が良い方は通販型自動車保険(ダイレクト系)の自動車保険をおすすめします。
注意点は、代理店経由自動車保険(対面型)では担当者に任せすぎて必要のない補償内容をつけないこと、通販型自動車保険(ダイレクト系)では補償内容の確認をしてくれる担当者がいないことです。
あくまで保険なので保険料だけで決まるのは間違いです。自分に合った自動車保険を選びましょう。
代理店経由自動車保険(対面型)と通販型自動車保険(ダイレクト系)の違い
代理店経由自動車保険 (対面型) | 通販型自動車保険 (ダイレクト系) | |
保険料 | 代理店手数料が必要な為 高い傾向にある | 代理店手数料が不必要な為 安い傾向がある |
加入方法 | 代理店の担当者と加入手続きをする | 保険会社と直接加入手続きをする |
補償内容 | 担当者と相談して補償内容を決める | 自分で補償内容を決める |
事故の際のやり取り | 保険会社と直接やり取りする場面もあるが代理店を通してのやりとりも出来る | 保険会社と直接やり取りをする |
おすすめの自動車保険の切り替えタイミング
自動車保険を切り替えるタイミングはかなり重要です。
タイミングを間違えると損をすることもあります。
自動車保険の満期日
現在加入している保険会社に満期日までは加入、満期日に合わせて新しい自動車保険の会社に切り替えることが基本です。
満期日に合わせれば等級も一つ進行した状態で加入でき、保険料の返還もなくスムーズに進めることが出来ます。
満期日の2か月前程から早めの行動をして、切り替え先の自動車保険を等級進行した状態で見積もりを作って比較して満期日に合わせて切り替えることが重要です。
保険の重複期間、空白期間があるとかなり面倒くさいことになります。
旧保険会社、新保険会社の両方に迷惑がかかるので解約日と始期日は必ず確認するようにしましょう。
月の応当日
例えば2022年1月11日に加入した自動車保険では、2月11日や3月11日など日にちだけ合わせる方法です。
事故や対応の不満などで満期がまだ先だけど新しい保険会社に切り替えたい方はこの方法がおすすめです。
等級がマックスの20等級無い方は等級進行が遅れてしまう、事故で保険を使った方は保険料が増額になる、年払いで保険料を払っている方は返還が短期率の場合返還金が少なくる等のデメリットもあることは覚えておきましょう。
事故で保険を使っていない、等級が20等級、現在の支払いが月払いの方におすすめの方法です。
新車の納車日
新車の納車日に切り替えるメリットとしては保険会社や車種によって適応は様々ですが、新車割引、エコカー割引、ASV割引などがあります。
新車割引は名前の通り新車購入時に保険料が割引、エコカー割引はハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車などのエコカーの割引、ASV割引は先進技術の安全装備が付いている車の割引があります。
この割引をマックスに利用する為に新車の納車日付けで切り替えることが良い場合もあります。
保険料を節約するには?
ここまで読んでいただき自動車保険を節約したいと感じた方はには、通販型自動車保険(ダイレクト系)をおすすめします。
通販型自動車保険(ダイレクト系)でも種類はたくさんある為価格の比較は難しいと思います。
そこでおすすめなのが自動車保険の一括比較サイトです。
- 最短5分で見積もりが可能
- 最大21社の見積もりが可能
- 保険料、補償内容、サービスなどを簡単に比べられる
- 家計の節約に繋がる
簡単に無料見積もりが取れて節約に繋がります。
代理店経由自動車保険(対面型)を検討の方も、通販型自動車保険(ダイレクト系)で一度見積もりを取って比較してみても良いですね。
自動車保険の切り替えの手順
自動車保険は署名や捺印を押す前でも解約の意思を伝えた時点で解約したものとみなされるため満期日ギリギリでも最悪は問題ありません。
しかしトラブルがあった際に対応する為には早めの行動が望ましいです。
手順1 保険証券を用意する
現在の自動車保険の保険証券を用意しましょう。
代理店経由自動車保険(対面型)で加入の一部の方と、通販型自動車保険(ダイレクト系)で加入の半数の方は保険証券の無いペーパーレス仕様の方もいらっしゃると思います。
その方はネットで見れる仕様になっているはずなのでページの確認や印刷をしましょう。
保険証券の保険期間が有効か必ず確認しましょう。下記でお伝えする切り替えのタイミングで現在の自動車保険の証券番号や満期日の入力が必要になります。
手順2 保険会社を決める
一番安い自動車保険がわかる!上記のサイトで見積もりを取ってどの保険会社にするのかを決めましょう。
その際に補償内容の確認は必ず行ってください。保険会社によって特約の呼び方が変わることもあります。
同じ内容で比べなければ比較が出来ないので、近い条件で比較してどのくらい保険料に差があるのかを確認しましょう。
保険料の差を確認して保険会社を決めた後に補償内容を増やしたり減らしたりして内容を決めましょう。
手順3 契約予定の保険会社に加入の意思を伝える
内容や金額に納得のいく保険会社が見つかったら加入したい意思を保険会社に伝えましょう。
通販型自動車保険(ダイレクト系)では電話で加入を伝えるだけでなくネットだけで完結できる場所もあります。
時間や曜日も関係なく加入できるので便利ですね。
保険の始期日は今加入している保険会社の満期日などに合わせて、重複期間、空白期間が無いように注意しましょう。
旧保険会社、新保険会社の両方に迷惑がかかるので始期日は必ず確認するようにしましょう。
手順4 現在加入中の保険会社に解約の意思を伝える
保険期間の途中で切り替える方、満期日で切り替える方共に現在加入の保険会社に解約の意思を伝えましょう。
保険期間の途中で切り替える方は解約日の確認をしっかりとしましょう。
満期日で切り替える方も解約の意思を伝えない場合、特に代理店経由自動車保険(対面型)はほとんどの保険会社で保険の自動更新になってしまいます。
自動更新に気付かずに新しい保険会社で加入した場合、かなりややこしいことになるので必ず解約することを伝えましょう。
保険の更新をした後でも始期日を迎えていなければ満期日付けでの解約はまだ間に合います。
切り替えたい方は今すぐ見積もりを取ってみましょう!
手順5 書類の準備
加入予定の保険会社には車検証のコピーや免許証のコピーが必要な場合があります。
必要と言われたものはすぐに郵送できる準備をしましょう。
解約する保険会社には代理店経由自動車保険(対面型)では署名や捺印が必要な書類が郵送されてくるのですぐに記載して返送しましょう。
解約時に代理店経由自動車保険(対面型)の場合は署名や捺印の為に来店を促されることもありますが、担当者と会うのが気まずい方は郵送を希望してみましょう。
ほとんどの保険会社で対応可能なのでおすすめです。
まずは保険の見積もりを作ってみましょう!
保険を切り替える切り替えないは別として見積もりまでなら無料で出来ます。
現在の支払いしている保険料が適切なのか確認する為にもまずは見積もりを作ってみましょう!
納得なら切り替えて、納得しなければ今の保険会社で継続しましょう。
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代理店経由自動車保険(対面型)を検討の方も、通販型自動車保険(ダイレクト系)で一度見積もりを取って比較してみても良いですね。
まとめ
自動車保険のおすすめや切り替え方はお分かりいただけたでしょうか?
あくまで自動車保険は保険です。事故などで保険を使用することの無いように安全運転を心掛けましょう!